丹後の天橋立は海の青と松の緑が対象の妙をなし、その美しさは人々の心の琴線に触れる！
こんにちは。まゆりんです。
江戸時代のはじめ、全国を行脚(あんぎゃ)した儒学者、林春斎(はやししゅんさい)が「日本国事跡考」において、卓越した三つの景観とした、日本三景。
陸奥(むつ)の松島、丹後(たんご)の天橋立、安芸(あき)の宮島は海の青と松の緑が対象の妙をなし、その美しさは人々の心の琴線(きんせん)に触れます。
いつの世も変わることなく人々を魅了する天橋立！
海に囲まれた国、日本を象徴するこれらの絶景は、まさに天が私たちに与えてくれた自然の恩恵なのではないでしょうか？
古き時代から数々の歴史の表舞台に登場すると共に、和歌や文学にも登場してきた日本三景。
私にとって天橋立は、一度は訪れて見たい憧れの地でした。
特別名勝の1つである天橋立は、いつの世も変わることなく人々を魅了します。
自然に作られた延長3.6kmの砂嘴（さし）、幅は広いところで約170ｍ、狭いところでは約20ｍとなっていて、約8千本の松で松並木を作っています。
天橋立は、何千年もの歳月をかけて自然がつくりだした神秘の造形です。
その形が、天に架かる橋のように見えるので、「天橋立」の名がつきました。
宮津湾(みやづわん)から阿蘇海(あそかい)を切り取るように延びる天橋立は、その姿を古くから龍が天に昇る様子に例えられてきました。
「気の遠くなるような長い年月をかけて自然がつくりだした神秘の造形を眺望(ちょうぼう)したい」と思い、天橋立へ訪れる人がたくさんいました。
大きくうねるように、またはまっすぐ一直線に湾を囲むように設置された3つの展望所「天橋立ビューランド」と「傘松公園」と「天橋立雪舟観展望休憩所」からは3所3様の天橋立を見ることができます。
3つの展望所「天橋立ビューランド」と「傘松公園」と「天橋立雪舟観展望休憩所」がありますが私は、「傘松公園」へ向かいました。
「傘松公園(かさまつこうえん)」は成相山(なりあいさん)中腹にある公園で、天橋立を北側から一望できる展望所なんです。
「傘松公園」からの眺めは、天橋立が昇り龍のように見えることから「昇龍観（しょうりゅうかん）.」と呼ばれています。
天橋立を股の間からのぞくと天地が逆転したように見える「股のぞき」発祥の地としても有名なんです。
「傘松公園」はケーブルカー沿線等に約100本の桜が咲き誇る、桜の名所なんです。
心を潤す神の贈り物として、天橋立はその姿を今に保ち続けているのかもしれません。
丹鉄７線内に15駅存在する有人駅の一つ天橋立駅！
天橋立駅は丹後の観光拠点駅なんです。
駅に着いたら白砂青松（はくしゃせいしょう）をデザインコンセプトとして、平成27年5月22日にリニューアルしました。
単式、島式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅で、丹鉄７線内に15駅存在する有人駅の一つで、直営駅です。
天橋立名物「知恵の餅」！
私は、旅行に出かけたら、その土地の名物や美味しいものを味わいたくなります。
天橋立でしか食べることができない名物がありました。
知恵の餅の発祥は1300年代、嘉暦(かりゃく)の頃、一人の老婆が夢に現れた文殊菩薩(もんじゅぼさつ)から「人々に振舞うように」と言われた餅をご馳走したところ、餅を食べた子供が大人をしのぐ利口者になったことから 「知恵の餅」と名付けられました。
「知恵の餅」は、色は薄めですがなめらかで甘みのある餡が特徴でとても美味しかったです。
美しい京都の工芸品、絹てまり！
私は京都の工芸品と言って思い浮かべるものはやはり、絹てまりなんです。
絹てまりは、昔ながらに土台の芯にもみがらを使い、毛糸やミシン糸で形を整えて糸を巻いたり、刺繍をします。
模様の糸は絹紡糸(けんぼうし)を使用し、もみがらは電子レンジで加熱殺菌しています。
内部からの虫の発生はありませんが、天然素材のため虫食いの可能性もあります。
絹てまりの美しさは人々の心の琴線(きんせん)に触れます。
宮舞線・宮豊線と宮福線を結ぶ中心駅、宮津駅！
白磁タイルの外壁が、美しい海園都市・宮津市を象徴しています。
単式、島式の複合型3面4線のホームを持つ地上駅で、丹鉄線内に15駅ある有人駅の一つで、丹鉄直営駅です。
駅前広場は本屋駅舎に接し、バス停留所、タクシーのりばがあります。
試飲の種類が少ない天橋立ワイナリー！
天橋立ワイナリーの館内に入ると、ガラス越しにドイツ製の醸造タンクや瓶詰室を見学でき、地下セラーの見学もできました。
ワイナリーでしか飲むことのできない発酵途中の赤ワイン「フェダーロータ」は、ぶどう果汁を発酵させてまだ２～５日目程度ですのでアルコールはまだ２～３％。ぶどうの甘くフルーティーな味わいを残し、発酵中に出る炭酸ガスを含んでいますのでスパークリングワインのような泡立ちがあります。
果汁からワインへの変身の瞬間を味わいました。
天橋立ワイナリーは、小さなワイナリーなので他のワイナリーと比べると試飲の種類が少ないです。
豚珍館のスパイシーカレー焼きそば(ウェット)！
私は豚珍館へ行き、人気商品であるスパイシーカレー焼きそば(ウェット)大盛りを食べました。
スパイシーカレー焼きそば(ウェット)はとても美味しかったです。
股のぞきで有名な傘松公園（かさまつこうえん）！
私は府中駅からケーブルカーに乗り、傘松公園（かさまつこうえん）へ行きました。
傘松公園は、京都府宮津市にある公園で、丹後海陸交通(たんごかいりくこうつう)が運営しています。
天橋立の北西に位置し眺望が良く、展望台は観光名所のひとつになっています。
麓(ふもと)の府中からケーブルカーかリフトで登ることができます。
股のぞきで有名な傘松公園から望む風景は、なんとも不思議な光景でした。
京都府宮津市の傘松公園にある冠島沓島遥拝所！
京都府宮津市の傘松公園にある冠島沓島遥拝所（かんむりじまくつじまようはいじょ）は、若狭湾に浮かぶ 神の島、冠島（かんむりじま）、沓島（くつじま）に参拝するための遥拝所（ようはいじょ）となっています。
天橋立の創造とともに生まれてきた妖精の「かさぼう」！
「かさぼう」は、天橋立の創造とともに生まれてきた妖精のゆるキャラなんです。
天に架かっていた橋が倒れて天橋立ができた時、その一部が落ちる途中で妖精となり、人里離れた山の上、現在の傘松へ舞い降りました。
以来、ずっと傘松に住み、天橋立を見守っています。
天橋立を望む小さなお土産屋さん出張所がある笠松展望台！
笠松展望台には、天橋立を望む小さなお土産屋さん出張所がありました。
ホリイ精密さん製造のかさぼうキーホルダーなどが売られていました。
ステンレス素材で繊細な加工、光沢のある質感が魅力的です。
まとめ
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