苫小牧市美術博物館と苫小牧市サンガーデンがフォトジェニック!
こんにちは。まゆりんです。
私は、札幌市や小樽市も大好きなんですが、マイブームは、苫小牧市。
新千歳空港は、千歳市内にありますが、意外と観光客は、千歳市やその近郊の苫小牧市へ行かずに、札幌市や小樽市だけ行って、帰る方が多いんです。
苫小牧市には、札幌市や小樽市に負けない、楽しい観光施設がたくさんあります。
ちなみに、苫小牧市は、新千歳空港がある千歳市と登別温泉がある登別市の中間に位置しています。
マンモスの親子が展示している苫小牧市美術博物館!
苫小牧市美術博物館は、北海道苫小牧市にある博物館と美術館の複合施設です。
施設名 | 苫小牧市美術博物館 | ||
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料金 |
一般 300円 団体料金 一般240円 大・高校生 200円 団体料金 大・高校生140円 |
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開催時間 |
9:30-17:00 (入館は16:30まで) |
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休館日 | 毎週月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合は開館、次の平日は休館) 年末年始(12/29-1/3) |
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住所 | 〒053-0011 北海道苫小牧市末広町3丁目9−7 | ||
電話 | 0144-35-2550 |
苫小牧市美術博物館では、2019年12月7日から2020年1月19日まで企画展「浅野武彦の木版画の世界」を開催しています。
苫小牧ゆかりの木版画家・浅野武彦(1927-2016)は、北海道大学の医学部在学中に、白老に疎開していた川上澄生に師事し、木版画の指導を受けました。
大学卒業後は、苫小牧市内の病院に勤務し、1960年苫小牧市立総合病院内科医長を務めるなど、医師として苫小牧市民の医療と健康を支えました。
平日は医師業に専念する一方で、休日は版画家として作品制作に取り組みました。
制作活動は生涯にわたって続き、1954年の札幌版画協会の創立に関わるなど北海道の版画界において重要な役割を果たしました。
1992年には、長年の苫小牧への文化発展の貢献が評され、苫小牧市文化賞を受賞し、2004年からは2009年までの6年間苫小牧美術協会会長を務めるなど、苫小牧の美術界を支えました。
自然やいきものへの愛情溢れる作品、医師ならではの鋭い観察眼が垣間見られる作品など、浅野武彦の真摯な眼差しによって捉えられた木版画の世界が素晴らしいです。
企画展「浅野武彦の木版画の世界」 日時 |
2019年12月7日から2020年1月19日まで | ||
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企画展「浅野武彦の木版画の世界」 内容 |
浅野武彦の木版画作品約100点を「風景」「植物」「いきもの」「骸骨」の四つのグループに分けて紹介します。 作品と併せて、書簡、年賀状、版画制作の道具なども展示し、川上澄生の指導の様子や芸術家同士のあたたかな交流も紹介します。 |
苫小牧市美術博物館のエントランスホールでは、実物大に復元したマンモスの親子が展示されていました。
また、足元には、実物のマンモスの臼歯化石と、「マンモスのミニコラム」を展示していました。
静川から見つかった、今から約4千年前、縄文時代の中期に造られたと考えられている環壕(かんごう)遺跡や、その周辺の遺跡からの出土した土器・装飾品などを展示していました。
胆振・日高などから発見されたアンモナイトや哺乳類、貝などの化石、樽前山の噴火の歴史がわかる、巨大な「地層はぎ取り模型」と実物の降下軽石、1739年の樽前山の噴火で形成されたミズナラの二重根などから、勇払原野のおいたちと樽前山の歴史が分かりました。
所蔵する化石、「はく製」、昆虫標本、さく葉標本、鳥類標本などの自然史資料のコレクションを、随時入れ替えながら展示していました。
私は小学生の頃、毎年遠足で、のぼりべつクマ牧場へ行っていたので、ヒグマは珍しくないんですがこれだけの「はく製」が飾られていてびっくりしました。
トドの「はく製」が飾られていました。
エゾシカの「はく製」が飾られていました。
苫小牧および周辺地域の遺跡から発掘された、旧石器時代から縄文時代に使われてきた石器、土器、装飾品、骨角器など、さまざまな考古資料を展示していました。
また、発掘された貝塚の柱状模型などから、当時の人々の生活の様子を学ぶことができました。
アイヌの人々が使用してきた衣類・靴やタマサイ(玉の首かざり)などの装飾品を展示していました。
狩猟・採集に使用してきた道具などを展示していました。
アイヌの北海道重要文化財に指定されている、大きな丸木舟(チプ/イタオマチプ)などを展示していました。
苫小牧市美術博物館 アクセス 車 |
国道276号線と国道36号線の交差点「苫小牧信用金庫 中野支店」かどを港方面へ。 交差点の次の信号を右折。すぐ右手、公園内駐車場に駐車(無料、80台まで駐車可) |
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苫小牧市美術博物館 アクセス JR苫小牧駅 |
苫小牧駅南口から、いずれかに乗車 (1)タクシーに乗車 乗車時間は約10分 (2)バス乗り場から、いずれかに乗り「出光カルチャーパーク」で下車(下車後、徒歩5分) のりば①から「24番」「30番(新千歳空港行)」「札幌駅前行」「郊外線」 のりば②から「01番」「21番」「22番」 / のりば③から「13番」「14番」 ※バスの乗車時間は約10分、料金210円 |
苫小牧市サンガーデン
苫小牧市美術博物館を楽しんだ後、すぐ近くにある苫小牧市サンガーデンへ行ってみました。
サンガーデンは、市民文化公園のカルチャーセンターとして、中央図書館が併設されたガラス張りの建物なんです。
外観デザインは、大地を流れる水・波頭で輝く雪の結晶がイメージされています。
施設名 | 苫小牧市サンガーデン | ||
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料金 |
無料 |
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開催時間 | 午前10時~午後4時まで | ||
休館日 | <毎週月曜日> 祝日に当たる時は開館し、その翌日を休館日とします。 <年末年始> 12月29日~翌年1月3日まで <3月以外の月の最終金曜日> <年度末> 3月30日・31日 |
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住所 | 〒053-0011 北海道苫小牧市末広町3丁目1−15 | ||
電話 | 0144-33-4411 |
館内は水と緑と太陽の3つのテーマに沿って滝から流れ出る水と緑豊かな樹木と総ガラス屋根から降り注ぐ太陽の光で演出し、フォトジェニック。
まとめ
苫小牧市美術博物館では、2019年12月7日から2020年1月19日まで企画展「浅野武彦の木版画の世界」を開催しています。
自然やいきものへの愛情溢れる作品、医師ならではの鋭い観察眼が垣間見られる作品など、浅野武彦の真摯な眼差しによって捉えられた木版画の世界が素晴らしいです。
旅行好きな私は、じゃらんnet をよく利用しています。
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