ウポポイは、北海道白老町ポロト湖畔にアイヌ文化発信・復興・創造の拠点としてオープン!
こんにちは。まゆりんです。
北海道と言って思いつくのは、やはりアイヌ文化。
アイヌ民族は、およそ17世紀から19世紀において、東北地方北部から北海道(蝦夷ヶ島)、サハリン(樺太)、千島列島に及ぶ広い範囲をアイヌモシリ(人間の住む大地)として先住していました。
私は生まれも育ちも北海道なので、北海道白老町(しらおいちょう)にある「国立アイヌ民族博物館」へ行ったことがあります。
ウポポイ(民族共生象徴空間)は、2020年7月12日に開業!
アイヌ民族の文化や歴史を伝えてきた「国立アイヌ民族博物館」は、「ウポポイ」(民族共生象徴空間)の中に入ることになり、しばらくの間、閉館していました。
アイヌ語で、おおぜいで歌うことを意味する「ウポポイ」は、今までにないスケールのナショナルセンター。
「ウポポイ」は、アイヌ文化の多彩な魅力に様々な角度から触れることができます。
〈撮影場所:道の駅 サーモンパーク千歳〉
2020年4月24日に ポロト湖畔にアイヌ文化発信・復興・創造の拠点として「ウポポイ」を開業する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、開業を見合わせていました。
でも、基本的対処方針や各種ガイドラインに基づく取組みを十分に講じた上で、 「ウポポイ」は、2020年7月12日から開業しました。
施設名 |
ウポポイ(民族共生象徴空間) |
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・国立アイヌ民族博物館 ・国立民族共生公園
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(営業時間) ・令和2年7月12日〜令和2年7⽉19⽇ 平⽇ 9:00〜18:00平⽇ 9:00〜18:00 ⼟⽇祝⽇ 9:00〜20:00 ・令和2年7⽉21⽇〜令和2年8⽉31⽇ 9:00〜20:00 ・令和2年9⽉1⽇〜令和2年10⽉31⽇ 平⽇ 9:00〜18:00 ⼟⽇祝⽇ 9:00〜20:00 ・令和2年11⽉1⽇〜令和3年3⽉31⽇ 9:00〜17:00 (休業日) ⽉曜⽇(祝日または休日の場合は翌日以降の平日) および年末年始(令和2年12⽉29⽇〜令和3年1⽉3⽇) |
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・慰霊施設 |
(公開時間) ・令和2年7月12日~令和2年9月30日 9:00~17:00 ・令和2年10月1日~令和2年3月31日 9:00~16:00 (休業日) ⽉曜⽇(祝日または休日の場合は翌日以降の平日) および年末年始(令和2年12⽉29⽇〜令和3年1⽉3⽇) |
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住所 |
〒059-0902 北海道白老郡白老町若草町2丁目3 |
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電話番号 |
0144-82-3914 |
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アクセス |
・札幌から車で約1時間に位置している。 ・新千歳空港から車で約40分に位置している。 ・道南バス「ウポポイ前」バス停下車。 ・白老駅北口から徒歩約10分。 |
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入場料 |
大人(一般):1,200円 大人(団体):960円 高校生(一般):600円 高校生(団体):480円 中学生以下:無料 障がい者手帳等提示:無料(介護者1名無料) 年間パスポート:大人(一般)2,000円 高校生(一般)1,000円 |
「ウポポイ」は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、当面、入場を予約制にしているほか、アイヌ料理を作る体験プログラムなども実施を見合わせています。
また、「国立アイヌ民族博物館」の入館には別途、オンラインでの予約が必要です。
オンライン の予約方法 |
【1】ウポポイ(民族共生象徴空間)の公式ホームページを検索。 【2】ウポポイ(民族共生象徴空間)の公式ホームが表示されたら、ページチケット・予約案内をクリック。 【3】オンラインチケット販売サービス Webket(外部販売サイト)をクリック。 【4】オンラインによる入館日時の予約をする。 【5】入館整理券を申し込む。 |
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園内において
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【1】マスクの着用と咳エチケットの励行、手洗い及び手指消毒に協力する。 【2】距離を最低1m(できれば2m)以上あけ、列に並ぶ際には、フロアマーカーの表示や誘導員の案内に従う。 【3】パンフレット、チラシ等は、所定の配置場所で取る。 【4】屋外においても大声を出す、駆け回る等の行為はしない。 【5】店舗等で飲食する場合は、入店時の手洗いまたは手指消毒へ協力する。 【6】トイレではハンドドライヤーの使用は停止しているのでハンカチ必須。 |
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屋内施設において |
【1】屋内施設内での観覧時には、できるだけ会話を控える。 【2】プログラム観覧や休憩の際には、子ども連れ以外は、隣の人との間を空けて着席する。 【3】音声ガイドの貸し出しや園内の情報機器におけるタッチパネルの使用は、接触感染を避けるために当面の間、中止します。 【4】一部のプログラムでは録音音声による解説を導入するほか、従業員と入場者間または入場者間の接触を伴うプログラムを中止します。 【5】プログラム毎または定期的に屋内施設の消毒や換気を行う。 |
ウポポイ(民族共生象徴空間)へ行ったときの記事です。
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〈撮影場所:タイムズ スパ・レスタ〉
「ウポポイ」の中には、「国立アイヌ民族博物館」と「国立民族共生公園」と「慰霊施設」があります。
国立アイヌ民族博物館
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・先住民族アイヌの歴史と文化を主題とした日本初の国立博物館。 ・アイヌ民族の視点で語る多彩な展示をわかりやすく紹介。 ・館内の解説パネルやサイン、音声ガイドは多言語に対応。 |
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国立民族共生公園
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・先住民族アイヌの文化を五感で感じるフィールドミュージアム。 ・自然と共生してきたアイヌ文化を尊重し、多様な来園者の理解を促進。 ・豊かな自然を活用した憩いの場の形成等を通じる。 |
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慰霊施設 | ・尊厳あるアイヌの慰霊を実現するための施設として、ポロト湖東側の高台に整備。 |
私は生まれも育ちも北海道なので、「ウポポイ」へ国内外から多くの人が訪れて欲しいと心から願っています。
〈撮影場所:タイムズ スパ・レスタ〉
「ウポポイ」(民族共生象徴空間)の中に入る前の「国立アイヌ民族博物館」!
アイヌ民族の文化や歴史を伝えてきた「国立アイヌ民族博物館」は、「ウポポイ」の中に入ることになりました。
「ウポポイ」の中に入る前の「国立アイヌ民族博物館」は、野外博物館などの施設がたくさんあり、「白老ポロトコタン」と呼ばれていました。
「ポロトコタン」とは、アイヌ語で大きい湖の集落と言う意味なんです。
「こんにちは」は、アイヌ語では、「イランカラプテ」と言います。
「国立アイヌ民族博物館」の入口に建てられていた「コタンコロクル」の像。
「コタンコロクル」とは、アイヌ語で村長(むらおさ)の意味なんです。
「コタンコロクル」の像は、高さ16mで、右手に持つ「イナウ」で、訪れる人の旅の安全と幸福をお祈りしていました。
「国立アイヌ民族博物館」のイタオマチㇷ゚(板綴り舟)。
実は、舟には用途に応じてさまざまタイプがあり、呼び名も違います。
「チㇷ゚=我ら乗るもの=舟」は丸木舟を指し、「ヤラチㇷ゚=樹皮舟」や「イタオマチㇷ゚=板綴り舟」、さらには「トントチㇷ゚=革舟」というアザラシやトドの皮革で作った舟も置かれていました。
イタオマチㇷ゚(板綴り舟)に触れてみると、木の温かみが伝わってきて、「舟の女神」に守られているような安心感に包まれました。
イタオマチㇷ゚(板綴り舟)に乗り川や海を漕ぐ、昔のアイヌたちの姿が、ありありとイメージすることができました。
「国立アイヌ民族博物館」では、再現されたアイヌの伝統的な集落がありました。
集落の入り口には、二頭の熊の彫像が置かれていました。
「プー」と呼ばれる「食料庫」では、2~3年分の食料を保存することができます。
「ウポポイ」(民族共生象徴空間)の中に入る前の「国立アイヌ民族博物館」の「チセ」!
「チセ」と呼ばれる家の屋根や壁の材料には、カヤやササ、樹皮などが用いられ、柱は地面に穴を掘って建てられていました。
私は「チセ」の中に入ってみると、民族衣装を纏ったスタッフから神様に祈りをささげる儀式について説明を受けました。
大きな長方形の一室の「チセ」は、中央に炉(いろり)が置かれていました。
部屋の出入り口の外側に、玄関や物置を兼ねた土間がありました。
東あるいは川上の方角が神聖とされ、そちらに向かって神窓が設けられていました。
神窓は、多くの場合、入口の反対側に位置し、神々が出入りする尊い窓と考えられていました。
儀礼の時に用いる道具は神窓から出し入れするため、決して神窓から「チセ」を覗いてはいけません。
神窓と炉の間は、上座として崇拝され、上座から入口に向かって、右側の炉ばたには、その家の主人夫婦が座り、子供たちや客は、左側に座ります。
右の壁側から上座にかけては、漆塗りなどの宝物が飾り置かれていました。
炉の上には火棚が設けられ、炉鉤(ろかぎ)を吊るしたり、食料などを乾燥させました。
「ウポポイ」(民族共生象徴空間)の中に入る前の「国立アイヌ民族博物館」の展示室!
私は、「国立アイヌ民族博物館」の展示室に入ってみました。
「国立アイヌ民族博物館」の展示室には、アイヌの生活を今に伝える道具や資料などが約700点も展示されていました。
「イヨマンテ」と呼ばれるアイヌの精神文化を代表する儀式の道具も再現されていました。
伝統的な文様の民族衣装が素晴らしく、足を止めて見入ってしまいました。
「コタンコロクル」の木彫りや飾りがつけられたヒグマのはく製などを見ると昔のアイヌたちの姿が、ありありとイメージすることができました。
私は、「国立アイヌ民族博物館」の展示室でアイヌ文化発信・復興・創造を学び、アイヌの民族としての名誉と尊厳を保持し、次世代に継承していくことは大切なことだと感じました。
「国立アイヌ民族博物館」の展示室には売店があり、アイヌテイストの手軽なミュージアムグッズから、本格的な手縫いの着物や銘入りの工芸品、アイヌの楽器トンコリやムックリ、書店で販売していないアイヌ関係の専門書が取り揃えていました。
ウポポイは、お土産ショップとレストランとフードコートが充実!
私は、「国立アイヌ民族博物館」の展示室を出ると売店を見つけました。
お土産ショップ「モグモグ・プラット(MOGMOG PLAT)」 では、土産、菓子、雑貨はもちろんのこと、さらに道内全般を視野に広げた商品がたくさん売られていました。
残念なことに「ウポポイ」(民族共生象徴空間)には、お土産ショップ「モグモグ・プラット(MOGMOG PLAT)」 はありません。
でも、「ショップ ニエプイ」と「国立アイヌ民族博物館ミュージアムショップ」と「sweets café ななかまど イレンカ」があるので、お土産には困りません。
ショップ ニエプイ |
・エントランス棟に位置するショップ「ニエプイ」ではウポポイ限定のお菓子やアイヌの工芸品、お土産に最適な商品を販売しています。 ・傘などの便利な雑貨や軽食、飲料も取り揃えています。 |
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・展示資料をモチーフにした博物館オリジナルグッズや、アイヌの工芸品を販売するショップです。 ・アイヌの歴史や文化を学ぶことができる書籍も充実しています。 ・店内ではコーヒーも販売しているので、館内でポロト湖を眺めながらひと休みすることもできます。 |
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sweets café ななかまど イレンカ |
・北海道の濃厚なチーズを使用したカップチーズケーキと、道産りんご、苺を使用したパイがイチオシのスイーツテイクアウトショップ。 ・ソフトクリームをはじめ、自家焙煎珈琲やソフトドリンクを販売。 ・菓子土産やアイヌ文様を使用したオリジナル製品も販売しています。 |
それだけでなく、「ウポポイ」(民族共生象徴空間)では、「食」を通してアイヌ文化を気軽に体験することもできます。
焚火ダイニング・カフェ ハルランナ |
・エントランス棟にレストランとフードコート、歓迎の広場にカフェとスイーツショップがあります。 ・アイヌの伝統料理や、その調理方法や食材を用いた創作料理を提供しています。 ・軽食から本格的なコース料理、オリジナルスイーツも用意。 ・有料エリア外なので、飲食代以外かかりません。 |
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ヒンナヒンナキッチン 炎
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・アイヌ文化に源流のある食材を現代の技術を用いて調理した、美味しく、美しく、健康的な創作料理を提供しています。 ・有料エリア外なので、飲食代以外かかりません。 |
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カフェ リㇺセ |
・アイヌ文化に由来した食材や、手法を取り入れた料理を手頃な価格で提供しています。 ・持ち運びできる軽食をはじめ、ラーメンやカレー、定食メニューなど、幅広くメニューを取り揃えています。 ・有料エリア外なので、飲食代以外かかりません。 |
「ソフトバンク」カイくんの娘の「ゆめちゃん」!
「ウポポイ」の中に入る前の「国立アイヌ民族博物館」では、いろいろな動物が飼われていました。
ソフトバンクのテレビCMに初代「お父さん」として知られる「湘南動物プロダクション」所属の「カイくん」の娘である「ゆめちゃん」がいました。
北海道犬の「ゆめちゃん」は、ソフトバンクの「カイくん」にそっくりで、とても懐いていました。
北海道犬の「カイくん」は、2007年から始まったCMで白戸家のお父さんとして活躍し、犬にもかかわらず、人間の言葉を話す不思議なキャラクターで人気を集めました。
「カイくん」は、「ピリカ」と見合い結婚し、2010年6月12日、雄は「そらくん」、雌は「ゆめちゃん」が生まれました。
「カイくん」が2010年6月17日、2010年6月12日に生まれたばかりの「そらくん」と「ゆめちゃん」を引き連れ、都内で行われた米3D映画「キャッツ&ドックス 世界最大の肉球大戦争」の試写会イベントに登壇しました。
「そらくん」と「ゆめちゃん」にとっては、これが正式な芸能イベントデビューだったんです。
トークゲストのタレント・小倉優子とガッツ石松のエスコート役を務めた「そらくん」と「ゆめちゃん」に対し、「カイくん」は関係者を通じて「初仕事を全うしてくれて、父として嬉しい」とコメントしました。
「カイくん」は、その後、「灯希奈(ときな)」と再婚し、2010年7月7日、雌1匹、雄2匹生まれました。
雄2匹は、現在、ソフトバンクのテレビCMで人気のある「カイトくん」と「カイキくん」なんです。
初代お父さんの「カイくん」は、2003年10月10日に北海道勇払郡むかわ町で生まれましたが、高齢のため、目も悪くなり、毛にもツヤがなくなり、引退しました。
ソフトバンクのテレビCMに初代「お父さん」として出演した北海道犬の「カイくん」は、2018年6月28日、老衰のため16歳で亡くなりました。
「カイくん」のご冥福を心からお祈り致します。
まとめ
アイヌ民族の文化や歴史を伝えてきた「国立アイヌ民族博物館」は、「ウポポイ」(民族共生象徴空間)の中に入ることになり、しばらくの間、閉館していました。
「ウポポイ」は、2020年4月24日に ポロト湖畔にアイヌ文化発信・復興・創造の拠点として開業する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、開業を見合わせていました。
でも、基本的対処方針や各種ガイドラインに基づく取組みを十分に講じた上で、「ウポポイ」は、 2020年7月12日から開業しました。
ちなみに旅行好きな私はじゃらんnet をよく利用します。
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