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山口県防府市の住宅から離れた所にある保護犬のシェルター『まあくんハウス』では、およそ120頭の犬を保護!

山口県周南市では、野犬の情報を共有できるスマートフォンアプリを配信!

こんにちは。まゆりんです。

繁殖した野犬への対策が課題となっている山口県周南市は、目撃した野犬の情報を共有できるスマートフォン向けのアプリの配信を2020年9月10日(木)から始めました。

スマートフォンのカメラで野犬を撮影し、画面の地図上に目撃場所をタップし、日時の他に野犬の特徴や大きさや頭数などの情報を入力し、『通報する』の表示をタップすることで効果的な対応ができます。

 

山口県周南市は、道路や施設の損壊を撮影して通報する『しゅうなん通報アプリ』に野犬情報を通報できる機能を追加!

通報は匿名なので、氏名や連絡先の入力は必要なく、画像なしでも送れ、目撃場所はアプリ内の地図上に『犬』のマークが表示され、タップすれば情報を確認できるため、簡単に出没情報を見られ、市民の注意喚起にもつながります。

 

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山口県周南市は、道路や施設の損壊を撮影して通報する『しゅうなん通報アプリ』に野犬情報を通報できる機能を追加しました。

 

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山口県周南市では、野球場や陸上競技場を備えた周南緑地周辺などで野犬が繁殖し、「追いかけられ転んでけがをした」「群れに囲まれて怖い思いをした」といった声が市や県に寄せられています。

苦情や情報提供は2019年度が360件、2020年7月末までで101件、2019年度は841頭、2020年度は7月末までに233頭が捕獲されました。

山口県周南市内での、野犬の捕獲数は2019年度、841頭をピークに2022年度はおよそ500頭と数は徐々に減少しています。

 

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2022年度は山口県周南市に寄せられた野犬の目撃情報は1000件を超え、山口県内で2022年度捕獲された野犬1069頭のうち、およそ半分が周南市でした。

 

 

 

山口県周南市では、犬と猫の引き取りは有料!

ペットショップで買った犬や猫が捨てられるケースが非常に多く、犬や猫を飼う事はぬいぐるみを買う事とは違うので、責任を果たす気持ちがないのなら犬や猫を飼うべきではありません。

「犬や猫を飼いたい」と思ってもペットショップに直行するのではなく、まずはじっくりと犬や猫との生活を吟味し、「飼っても大丈夫」と自信を持って言えるまでクールダウン期間を設けることが大切です。 

犬や猫を捨てることに理由はなく、犬や猫を捨てることは飼い主の無責任と無知の代償を押し付ける行為で、どの理由をとっても、飼い主の側に知識や予測さえあれば防げるものばかりです。

特に「見た目が可愛いから」と言って衝動買いしたものの、大型犬は子犬のうちは小さく、ぬいぐるみのように可愛いですが、半年で急速に大きく育ち、育てるのが難しく、持て余して捨ててしまう人が非常に多くいます。

 

飼い主が犬や猫を捨てる理由

★引越し先がペット禁止。

★大きくなって可愛くなくなった。

★予定外の出産で、たくさん産まれてしまった。

★面白半分で繁殖してみたけど、もらい手を探していなかった。

★言うことを聞かず、部屋の中が汚れる。

★自分の子供、赤ちゃんに危害を加える。

★病気になったけど経済的に余裕がない。

★介護がめんどう。

★飼い主が他界して面倒を見る人がいない。

  

山口県周南市では、どうしても飼えなくなった場合に限り、市町や保健所を申請窓口として有料での引き取りを行っています。

なお、授乳等が必要な幼齢な犬や猫は、自力で餌が食べられる月齢になるまで持ち込めません。

但し、動物愛護及び管理に関する法律に基づき、相当の事由がない場合は引き取りを断る場合があります。

  

引き取りを断る場合

★犬猫販売業者から引取りを求められた場合。

★引取りを繰り返し求められた場合。

★繁殖制限のための指導に従わず子犬や子猫の引取りを求められた場合。

★犬猫の老齢や疾病を理由として引取りを求められた場合。

★飼養が困難であるとは認められない理由により引取りを求められた場合。

★飼い主において譲渡先を見つけるための取り組み等が認められない場合。

 

山口県周南市では、飼い主のモラルの向上を推進するため、犬と猫の引き取りを有料としています。

 

生後91日以上の成犬・成猫

1匹につき

引き取り手数料額

2,000円

生後90日以下の子犬・子猫

1匹につき

引き取り手数料額

400円

 

環境政策課や環境推進課環境保全係では、本人確認できる公的証明書や運転免許証や健康保険証などを持参して手続きをすることができます。

 

環境政策 〒745-8655 周南市岐山通1丁目1番地
生活衛生担当
Tel:0834-22-8322
Fax:0834-22-8325
環境推進課環境保全

〒744-0015山口県下松市大手町3丁目3番3号

Tel:0833-45-1826

 

野犬の目撃情報や被害情報があり、市民生活に深刻な影響!

山口県周南市では、野犬の目撃情報や被害情報があり、市民生活に深刻な影響が出ています。

 「追いかけられて転んでケガをした」「通学路に現れ登下校できない」「群れに囲まれ吠えられて怖い思いをした」「鳴き声がうるさくて眠れない」「庭を荒らされたり物を壊された」といった声が市や県に寄せられています。

 

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山口県周南市は野犬が多くいるので、狂犬病が発症した場合、病気が蔓延するリスクが非常に高いと言われています。

狂犬病は、50年以上日本での発症例はありませんが、山口県周南市は、徳山港が近くにあるので、外国の船が入港し、狂犬病が持ち込まれる可能性があります。

山口県周南市では、職員による巡回パトロールで「野犬へのむやみなエサやり禁止の呼びかけと注意」「動物の遺棄や虐待の防止」を目的として巡回しています。

  

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野犬が増える原因になっている動物の遺棄や虐待、むやみなエサやりは法律や条例で禁止されているため、どのような理由があっても遺棄や虐待は絶対にしてはいけません。

「野犬が可哀そう」という思いからエサを与えても結果として不幸な犬を増やしています。

私は、山口県周南市の野犬を減らし、市民が住みやすくできるように心から祈っています

 

お願い

★ペットが亡くなるまで愛情をもって飼う。

★繁殖を望まない場合は、不妊去勢手術をする。

★動物の遺棄や虐待は、犯罪なので絶対にしない。

★むやみなエサやりを禁止しています。

  

かつて私は、山口県周南市山口県光市に挟まれた山口県下松(くだまつ)市で暮らしていたことがありますが、下松市でも野犬を何度も見かけたことがあります。

野犬は逃げるものを追う習性があるため、私は下松市で、野犬と会ったときは、なるべく刺激しないように、ゆっくりとその場を離れました。

 

野犬の置かれた現状!殺処分がなくならない理由!

動物愛護センターは、負担になった犬や猫を引き取って、死ぬまで世話をしてくれる施設ではありません。

動物愛護センターと言う名前から勘違いしている人が、少なからずいるのが現状です。
動物愛護センターや保健所に引き取られた犬や猫のうち、ボランティアの働きによって、譲渡や返還などで生還を果たすケースもだいぶ増えてきましたが、それでもかなりの数が殺処分されています。

 

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犬と猫の殺処分は、通称「ドリームボックス」と呼ばれる殺処分用の収容施設で5分から20分かけて炭酸ガスで窒息死させます。 

「ドリームボックス」とは、「眠るように安らかに旅立てる」という意味をこめて名づけらました。

でも、「ドリームボックス」と言った柔らかい表現は、犬と猫を動物愛護センターや保健所に持ち込む飼い主の罪悪感を緩和してしまう恐れもあります。

 

殺処分 ★一昔前は脳天をバットで叩き割ったり、硝酸ストリキニーネと呼ばれる毒薬を用いた殺処分が行われていましたが、コストや職員の安全性を考慮して炭酸ガスによる窒息死が採用されるようになりました。

  

保健所にいるすべての犬と猫に里親を探すことは、現在の保健所では不可能なんです。

犬と猫の里親を探すにも時間がかかり、その間の犬と猫の餌代は行政の予算ではまかなえません。

行政のできる範囲内で犬と猫の譲渡活動も行っていますが、多くの犬と猫が殺処分されています。

私は、犬と猫を殺処分している動物愛護センターや保健所が悪いと責めることはできません。

私は、身勝手で無責任な飼い主を無くすことが多くの犬と猫が殺処分を無くす解決方法だと思っています。

 

 

 

山口県防府市の住宅から離れた所にある保護犬のシェルター『まあくんハウス』では、およそ120頭の犬を保護!

山口県防府市の住宅から離れた所にある保護犬のシェルター『まあくんハウス』では、およそ120頭の犬が保護されています。  

保護犬のシェルター『まあくんハウス』の代表理事を務める岡本 裕二氏は「殺処分になる犬を助けたい」と4年前に山口県周南市で捕獲された犬の引き取りを始めました。 

捕獲された野犬は健康福祉センターや動物愛護センターで一時的に保護され、子犬はすぐに里親が見つかるものの、成犬は期限までに見つからない事が多く、期限を過ぎても譲渡先が見つからない場合は殺処分の対象になります。

2022年は、保護犬のシェルター『まあくんハウス』でおよそ100頭を受け入れ、半数が新しい飼い主と出会いました。

山口県では2013年度は県全体で殺処分された野犬は1200頭ですが、2022年度は35頭と大きく減少しています。

犬の命をつなぐ施設『まあくんハウス』ではエサなどの物資は全国から支援があり、光熱費やスタッフの費用などは岡本 裕二氏の貯金を崩したり、お金を借りたりしてまかなっています。

岡本 裕二氏は、山口県周南市民に少しでも野犬の現状を知ってもらうため、人を呼び込むイベントも計画していて年内の稼働を目指し、新たな保護犬のシェルターを建てる計画を進めています。

建設の費用などは、クラウドファンディングで集まった資金を活用していますが運営費に、市のふるさと納税制度を活用できないかと考えています。  

いまだに山口県周南市内各所で、目撃される野犬を市民の安心安全を守るために捕獲し、犬の命をつなぐための保護と野犬をこれ以上増やさないために活動が続けられています。

 

 

 

まとめ

犬と猫も人間と同じく命があり、私は自分の子供を捨てることなんてできません。

まして、自分の子供を通称「ドリームボックス」と呼ばれる殺処分用の収容施設で5~20分かけて炭酸ガスで窒息死させするなんてとんでもないことです。

私は、ペットの命の尊さを再度考えなおし、「一刻も早くすべての大切な命を助けてあげたい」と切実に思いました。