別府は別府八湯と呼ばれ、特に人気なのが明礬（みょうばん）温泉！
こんにちは。まゆりんです。
九州地方東部にある大分県は、温泉の源泉数、湧出量（ゆうしゅつりょう）ともに日本一を誇る「おんせん県」。
源泉の地獄めぐりも楽しい「別府温泉」や、由布岳（ゆふだけ）など自然美もすばらしい「由布院温泉」などのほか、「泥湯」や「塩湯」など全国的にも珍しい温泉が点在するのも特徴です。
卵の腐ったような硫黄の香りが広がるテーマパーク、明礬（みょうばん）温泉！
別府には別府八湯（べっぷはっとう）と呼ばれる8ヶ所の温泉郷があり、それを総称して別府温泉と呼びます。
国内外から観光に訪れる人が非常に多く、八湯の中でも特に人気なのが明礬（みょうばん）温泉なんです。
大分自動車道を大分方面へと走り、左手に別府湾を望みながら明礬（みょうばん）大橋に近づくと物凄い匂いがしました。
明礬（みょうばん）温泉は、卵の腐ったような硫黄の香りが広がるテーマパークなんです。
明礬（みょうばん）温泉では、家族風呂があるので、家族一緒に温泉を楽しんでいる人もいました。
明礬（みょうばん）温泉の家族風呂の近くを通ると、少し焦げたような硫黄の香りにつつまれました。
湯の花小屋を模した家族風呂で入浴すると、湯と戯れる至福の時間を満喫することができました。
明礬（みょうばん）とは、媒染剤や防水剤、消火剤、皮なめし剤、沈殿剤などの用途があり、写真現像の定着処理液で硬膜処理剤として用いられます。
なんと、日本で初めて明礬（みょうばん）の採取が開始された土地なんです。
また、ガスの硫化水素が粘土に含まれる鉄分と化学反応し結晶となった湯の花（ゆのはな）も有名です。
明礬（みょうばん）温泉で採取される湯の花（ゆのはな）は、江戸時代の女性たちの憧れの商品でした。
湯の花（ゆのはな）は、温泉の不溶性成分が析出・沈殿したものを指し、一般に入浴剤として採取し販売されています。
湯けむり立ち上る情緒的な町並みを散策してみると、湯の花（ゆのはな）関連のおみやげがたくさん売られていました。
ソフトクリームを購入しましたがとても美味しかったです。
明礬（みょうばん）温泉でしか買えない天然の薬用入浴剤やコスメ商品は江戸時代の女性たちはもちろんのこと令和の女性たちにとっても憧れの商品なんです。
湯の花を製造する湯の花小屋の見学小屋！
現在も茅葺き（かやぶき）屋根の湯の花（ゆのはな）小屋では、江戸時代と変わらない製法で湯の花（ゆのはな）を作っています。
かつては、明礬（みょうばん）を利用し、薬、火薬、染め物、鍛冶溶接、絵画などに使用しました。
最近は、天然の入浴剤湯の花（ゆのはな）を利用し、数々の美容グッズに使用しています。
湯の花（ゆのはな）を製造する湯の花小屋は職人しか入れませんが、敷地内に見学小屋も設けられていました。
無料だったので見学してみると、噴気の多い場所に、温泉ガスが均等に噴き出すように小石を敷き詰め、それを明礬（みょうばん）温泉で採れる特有のモンモリロナイトで均等に覆っていました。
その上に三角屋根のわら葺き小屋を建てれば、湯の花（ゆのはな）小屋ができあがりました。
まとめ
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