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「レストラン のや」で冨士大石寺顕正会(ふじたいせきじけんしょうかい)に勧誘された!

「レストラン のや」で冨士大石寺顕正会(ふじたいせきじけんしょうかい)に勧誘された!

こんにちは。まゆりんです。

私が冨士大石寺顕正会の存在を知ったのは10数年前なんです。

10数年前にママ友から連絡があり、お茶を飲む約束をしましたが待ち合わせ場所には、ママ友の他に見知らぬ女性が2人いました。

ママ友の近所で暮らす仲良しの友達ということなので、4人でお茶を飲むことになりましたがそれは、「冨士大石寺顕正会」の勧誘だったんです。

すごく強引に勧誘されましたがはっきりと断り、その後ママ友とは疎遠になりました。

 

 

冨士大石寺顕正会(ふじたいせきじけんしょうかい)のブラインド勧誘!

ブラインド勧誘とは、訪問販売、マルチ商法アポイントメントセールス、キャッチセールスで、本来の目的を顧客に告げずに面会の約束をとりつけ、勧誘行為をすることを言います。

ブラインド勧誘は、日本語で言うと、目的隠匿型勧誘なんです。

 

ブラインド勧誘

冨士大石寺顕正会であることを相手にきちんと伝える。

・会う約束をするときに、冨士大石寺顕正会の勧誘があることを相手にきちんと伝える。

・相手に了解してもらった上で勧誘や説明をする。

 

「久しぶりに会いましょう」「紹介したい人がいるんです」「抽選であなたに海外旅行が当たったんです」と言葉たくみに誘い出し、実際に会ったときに初めて契約の締結や物品・サービスの販売について持ちかける行為って、特定商取引法で禁止されています。

冨士大石寺顕正会」に限らず、まだまだ法律を守らない勧誘が多いのが現状なんです。

 

理想の勧誘方法

冨士大石寺顕正会であることを相手にきちんと伝える。

・会う約束をするときに、冨士大石寺顕正会の勧誘があることを相手にきちんと伝える。

・相手に了解してもらった上で勧誘や説明をする。

 

冨士大石寺顕正会(ふじたいせきじけんしょうかい)!

冨士大石寺顕正会」は日本の仏教系宗教団体なんです。

公式サイトで確認してみると、埼玉県さいたま市大宮区寿能町に本部を置き、信者数は、200万人以上いるようです。

宗教法人であって宗教法人法に基づく届出名は宗教法人顕正会

日蓮正宗の信徒団体として1957年(昭和32年)に発足した妙信講が前身であり、機関紙顕正新聞(旬刊)があります。

 

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私は2018年冬、10年来親しくしている友人と1年ぶりに会う約束をしました。

その友人は、夫婦で「冨士大石寺顕正会」の信者なんですが、10年間、勧誘をされたことが一度もなく、普通にカラオケやランチやディナーを楽しむ間柄なんです。

 

 

 

「レストラン のや」は建物の老朽化に伴い、2021年6月20日をもって閉店し、別の場所へ移転!

友人と札幌駅北口で待ち合わせをして、車で「レストラン のや」へ連れて行ってもらいました。

「レストラン のや」は住宅街に現れる、札幌軟石造りの落ち着いた構えで昼食時は、おいしい洋食を求めて、広い駐車場がびっしりと埋まりました。

 

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建物は、もともとは、質屋さんが店舗兼住宅として使っていたもので、その屋号をあらわすヨの文字が、三角屋根の下に残っています。

オーナーは、ホテルのレストランへ就職し、フレンチやイタリアンなどを経験し、1985年にプー横丁、1998年に「レストラン のや」をオープンしました。

 

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姉妹店プー横丁も、軟石造りの元タマネギ倉庫なんです。

私は、以前姉妹店プー横丁の近くで暮らしていたのでプー横丁は何度も行きましたが、プー横丁の方がもっと郷愁的な雰囲気なんです。

10年来親しくしている友人と「レストラン のや」の店内へ入るとその友人の友人が偶然いました。

 

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それで、3人で食事をすることになったんですが、友人の友人は感じの良い方で3人で楽しく会話を楽しみました。

これは偶然だったのか、仕組まれたものだったのかわかりませんが、友人の友人も「冨士大石寺顕正会」の信者だったんです。

冨士大石寺顕正会」は「レストラン のや」の近所なので、2人ともよく利用するそうです。

 

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「レストラン のや」は、とてもオシャレだし料理も美味しかったですが「冨士大石寺顕正会札幌会館」の近所にあるので、「冨士大石寺顕正会」の信者がブラインド勧誘に「レストラン のや」を利用していました。

残念なことに「レストラン のや」は建物の老朽化に伴い、2021年6月20日をもって閉店し、別の場所へ移転しました。

 

 

 

2人に「冨士大石寺顕正会札幌会館」へ連れて行かれた!

「レストラン のや」で食事を済ますと2人に「冨士大石寺顕正会札幌会館」へ案内されました。

冨士大石寺顕正会札幌会館」へ入ると友人の夫がいて、男性信者と熱心に商談中だったのでお話はしませんでした。

冨士大石寺顕正会札幌会館」で、販売されている数珠とお経をいただき、なにやら信者にされてしまいました。

 

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入信する際には必ず入信勤行(にゅうしんごんぎょうと呼ばれる儀式が行われていますが、この儀式を執行(しっこう)するためには、入信者の名前、住所、生年月日、電話番号、この4つの項目が記された入信報告書が手続き上必要とされています。

この入信報告書は、基本的に入信勤行が行われる直前に入信者に対して記入が求められます。

直筆(じきひつ)でなくとも紹介者の代筆でも可のため、友人がなにやら入信報告書に私の個人情報を書き込んでいました。

 

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冨士大石寺顕正会」とは他宗教を全て謗法(ほうぼう)という教え!

冨士大石寺顕正会」とは、入信すれば幸せになりすべてがうまくいく、入信しない者は不幸になり、地獄に落ちる、世間の名声は拘らず、ひたすら日蓮大聖人を敬う教義のようです。

冨士大石寺顕正会」でタブーとされている事にまず謗法(ほうぼう)というものがあります。   

 

謗法(ほうぼう)

謗法(ほうぼう)とは誹謗正法(ひぼうしょうぼう)の略なんです。

仏教の正しい教え(正法)を軽んじる言動や物品の所持等の行為を指します。  

 

冨士大石寺顕正会」においては他宗教を全て謗法(ほうぼう)としています。

信者は、他宗教が間違った教えであるため、成仏できず、功徳どころが罪障を積んでしまうと妄信しているので、初詣もできません。

 

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私は信者になる気は全くなかったのですが、友人が入信報告書に書き込んでしまったので、結果、入信してしまいました。

でも友人から、「冨士大石寺顕正会には会費という名目の集金はなく、お金が全くかからない」、「冨士大石寺顕正会のお経を毎日唱えるだけで良い」と言われました。

私は、友人の車で札幌駅まで送ってもらい、その日は、何事もなく、帰ることができました。

冨士大石寺顕正会」の折伏(しゃくぶつ)!

冨士大石寺顕正会」の活動の一つに一般人を勧誘するというものがあります。

信者は勧誘活動の事を折伏(しゃくぶつ)と呼び、ノルマも課せられているので、常に新しい信者を勧誘することに必死です。

 

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冨士大石寺顕正会」は、毎週日曜日に日曜勤行(にちようごんぎょう)と呼ばれる行事に参加して、その後、勧誘活動を行っています。

そのため、「冨士大石寺顕正会」の信者は、日曜日は、丸一日信者としての活動に時間を費やす事になります。

 

熱心な「冨士大石寺顕正会」信者の遺体は、成仏の相となる!

友人は生活するために平日は会社勤めをしていますが、友人の夫は友人以上に「冨士大石寺顕正会」に傾倒しているため布教活動に専念し、パート程度なんです。

友人は「必ず病気が治る」「必ず幸せになる」と言いますが、いつも質素な生活をしていて幸せそうに見えません。

友人から「熱心な信者の遺体は、成仏の相となる」と言われました。

 

成仏の相 白くなって軽くなって柔らかくなり、半口半眼で、頬や唇はまるで化粧をしたかのようにピンク色になり、微笑んでいるような穏やかな相を言います。

  

友人は「亡くなった直後は、体が硬く黒ずみますが、お題目を唱えると遺体が白く柔らかくなる」と言いました。

でも、これは、単に時間が経過して死後硬直が解けただけなんです。

死後硬直が解けると遺体は、柔らかくなるものなので、荒唐無稽な教義だと私は、確信しました。

 

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友人の娘は2歳で亡くなりましたが、こんなに両親が熱心に布教活動をしているのに、なぜ、病気は治らなかったのでしょうか?

私は、そのことについて、友人に問いませんでしたが、友人はそのことに疑問を思わないほど妄信しているのかもしれません。

 

冨士大石寺顕正会(ふじたいせきじけんしょうかい)」の広布(こうふ)御供養!

私は、それ以来、友人とまったく連絡を取りませんでしたが数週間後、友人から電話がかかってきました。

友人から、「冨士大石寺顕正会」には会費という名目の集金はなく、お金がかからない」と言われていたのに、年末に行われる広布(こうふ)御供養の説明を受けました。

 

広布(こうふ)御供養

年末に行われ、金額は1~8万円以内と定められています。

  

広布御供養についてですが、「お金を出せば必ず功徳(ご利益)として自分に返ってくる」と理由をつけ、供養という名目で請求してきました。

なぜなら「冨士大石寺顕正会」の会員は、勧誘は勿論のこと、集金にもノルマが課せられているからなんです。

友人に「今度会うときまで立て替えてあげる」とまで言われたんですがキッパリと断りました。

 

 

まとめ

冨士大石寺顕正会」が恐ろしいのは、「必ず病気が治る」「必ず幸せになる」などの甘言で誘うわりに、信仰の功徳(くどく)は得られず、確実に会合への参加、新聞の購読、年末の寄付といった費用と時間と労力の浪費を強要されていくという点なんです。

友人は、「東日本大震災の時も冨士大石寺顕正会の信者は誰一人亡くならなかった」と言い切り、私は、荒唐無稽(こうとうむけい)な宗教と確信しました。

キッパリと強く断らないと私のように知らない間に「冨士大石寺顕正会」の信者にされてしまいます。

今後、私は、「冨士大石寺顕正会」の信者夫婦と距離を置くことにしました。