一年中猫が快適に過ごせる手作りの猫用ベッド「猫ちぐら」!
こんにちは。まゆりんです。
猫は高いところや狭いところが大好き。
猫は、木や塀の上、家の中では冷蔵庫の上、キャットタワー、キャットウォークなど、とにかく高いところに行きがちです。
かと思えば、かばん、段ボール箱や紙袋、ビニール袋、たんすの引き出し、家具の隙間、押し入れの中など暗くて狭いところに入りたがる習性もあります。
猫は高いところが大好き!
高いところは見晴らしがよく外敵に見つかりにくく、獲物を見つけやすいというメリットがあります。
平衡感覚に優れている猫にとって、高い場所はリスクよりもメリットが大きい場所。
それ以外に高いところを好む理由としては、ノミやダニが少ない、他の猫に優位性を表現するためともいわれています。
猫は狭いところが大好き!
狭い場所は、一度手にした獲物を他に奪われないための安全スペースと考えられています。
狭い場所に身を伏せ、穴から外に顔を向け、敵が来ないか観察をしながら、いつでも逃げられる態勢をとります。
猫は本来単独で行動し、獲物を待ち伏せて狩りをする捕食動物ですが、肉食獣から狙われる被捕食動物でもあるので、獲物をとりながら身を守る行為も行わなければならないのです。
自然界は弱肉強食の世界なので、猫が生き残っていくための安全スペースと考えられています。
一年中猫が快適に過ごせる「猫ちぐら」!
近頃、話題の「猫ちぐら」は、猫好きでなくても、名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。
古くから、米どころであった新潟県では、米を収穫した際に出た稲わらを編んで赤ちゃんの寝床などに利用してきたという歴史があります。
「ちぐら」は「稚座」と書き、関川村の言葉で「ゆりかご」を意味します。
農家では、子守のための「ゆりかご」を「ちぐら」又は「つぐら」と呼んでいました。
「ゆりかご」を猫用にアレンジしたのが「猫ちぐら」なんです。
当時の農家には、どの家にも猫がいて、家族の一員として住んでいました。
「猫ちぐら」は、新潟県関川村の特産品で、農家の各家庭で作られていたワラ細工、雪深い関川村では農閑期の大事な仕事でした。
「猫ちぐら」の使用についての注意点!
「猫ちぐら」に限らず、ダニは暗くて高温多湿な場所を好むため、衛生面では十分に気を配らなければ行けません。
ダニは50℃以上でないと死滅しませんので、「猫ちぐら」を天日干しにしても、死滅しません。
殺虫剤を使用すると猫の健康被害をもたらす可能性がありますので、ダニ取りシートや熱風乾燥機などを使用すると良いです。
まとめ
猫は、かばん、段ボール箱や紙袋、ビニール袋、たんすの引き出し、家具の隙間、押し入れの中など暗くて狭いところに入りたがる習性があります。
「猫ちぐら」は、1年中、猫が快適に過ごすことができる万能グッズなんです。